2011年06月07日

作り方

個展に向けてようやく制作モードです。

問屋町スタジオは今、ちょっと閑散としています。
平日の昼間は私だけのときも。
今まで、制作するときに誰かいたときのほうが少なかったし、あんまり違和感はなし。
それに「誰とも関係ない場所」でない事は、ありがたいこと。

画像 432.jpg






よく




「どうやって考え付くのか」





と聞かれることがある。


それは料理の事だったり、作品のことだったりするのだけど、
そこのあたりをあまり考える事が無かったので、大抵いつも経緯をそのまま説明していた。


そういう話をしていたら、最近、私の洋服の買い方と、作品へのたどり着き方が同じかんじだといわれた。
自分では全く気がつかなかった共通点。




私は洋服を選ぶ時、たいがいそのとき一番気に入っている格好ででかけて、ほとんど着替えて帰ってくる。


私の今着ている感じに、何か物足りない。「私」が「今着る」を前提に、新鮮でしゃれた雰囲気はどんなだろう。
それが色なのか形なのか、用途なのか。
とりあえず一つ、今着ている組合わせから、一つ入れ替えて、いい感じになるものを探す。
それを買ってそれに着替えて、次は、それに合わせてまた新しい物を探す。見つかったら勝手着替える。
繰り返して行くうちに、全然違った私のイメージが浮かんできて、最終的にはトップスから靴まで全て連鎖が起こり、その日玄関を出たときの私とはまるで違う格好で帰る事になる。


料理も同じ。
そのとき一番良く食べている料理の食材、もしくは料理そのものが大抵冷蔵庫にある。
しかしこのレシピには少し飽きてきた、全く違うものが食べたい。
何か一つ、買い足すとしたら何か。そうやって新しい味が一つ加わる。
その一品に合わせて、その日の別の一品を考える。冷蔵庫には新しい食材が加わる。そこからまた、新しい組み合わせと、方法が生まれる。




とにかく、「今あるものを一つ、入れ替えて、新鮮さと調和を生む」
事からはじまり、その連続の中で求めるところを確かめていく。
そして最後は、それまでの自分が全く知らない事を発見する。


そういう、交換の連鎖の中で考えていくのがどうやら私のやり方らしい。

もしかすると、やってみないと考えられない。そういうことなのかもしれない。












posted by 久恵真由美 at 02:06| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。