2011年04月19日

地場産アーティスト

5月連休明けから、問屋町スタジオに入り活動する事になりました。

まだなんという場所でもないのですが、問屋町と金沢美術工芸大学が提携し、両者に相乗効果をもたらす場所にしたい、という事で、美大を出た(それなりに)将来性のあるアーティストのフォロー、と町の活性化というのが今のところの中身です。
今の段階の話では、私はアーティスト+マネジメントを担当位置で入ります。



地方の人材不足のために、その土地の大学が、都市が、地方のために人材を育成する計画はどの分野でも取り組み始められています。
都市も大学も、それが連鎖する死活問題だから必死です。


それは美大にとっても同じです。
アーティストを輩出できなければ未来はありません。
それも、「金沢が育てた」「美大が育てた」といえる人間で無いといけません。勝手にデビューした天才をドヤ顔で宣伝してみても意味は無いんです。
金沢にいたことが、金沢美大で教育を受けた事が実績に繋がってないと、効果的な循環が生まれない。


金沢美大は、デザイン、工芸の分野は、地域性と先人達の努力の賜物か、、今ある財産(設備、教員、その他出先のバックアップ)と利息で人材育成がいい循環でまわっていますが、芸術系は破滅的状況です。彫刻にいたってはここ10年、目だった作家を輩出していないんじゃないか。。。

そういうわけで、問屋町スタジオが、金沢美大のいい循環のためにも今いる人材をきっちりサポートしてアーティストに育てるべく、大学以降の総合的な場所として自立する事が望まれています。


。。。すずめの涙のような年間予算で、当然無償で、マネジメントなどしたことの無い私に何が出来るのか考えまくりですが、「このままじゃ美大はしぬ!」とずーっと思っていたので、情報集めつつできる事をどんどんやってこうと思います。





ところでそれが町や市にとってどんな利益が?

アーティストは元々役には立たないし、利益も出しません。
コラボしたり、イベントをして人を集める程度のことは可能ですが、それは本来の力のオマケ。
でも用途や貨幣価値に還元されないからこそ、それ以外が担えるんです。
「期待」の投資だけでもいいです。
長い目で見てください。
たぶん何か、いつの間にか返ってきますから!










posted by 久恵真由美 at 13:50| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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